中村園について

おいしい時間浜なしの里から

ようこそ、中村園へ

中村園がある横浜市緑区は、市内でも特に緑豊かで、農業が盛んな地域です。小山町の中心に位置することから、その名が付けられたといわれています。

横浜市の中でも早くから梨栽培に取り組み、皆さまからいただく「美味しかった」の声を励みに、日々努力を重ねてきました。私たちは、食べた人が自然と笑顔になるような果物作りを目指しています。

中村園の歴史

中村園の起源は、400年以上前にさかのぼります。これまで、お米や野菜、苺など、土地や気候を生かしたさまざまな作物を栽培してきました。昭和40年代頃、横浜市の観光果樹園造成事業がきっかけに、梨栽培へと舵を切りました。昭和58年頃、ぶどう栽培も始めました。先代は初代果樹部長を務め、浜なしの発展に尽力しました。当時は知名度が低く、ポスターやメディア出演などの宣伝活動、もぎとりで集客活動をしてきました。その後、「かながわの名産100選」に選ばれ、平成9年には横浜ブランド農産物にも認定されました。現在は、先代が培ってきた技術を受け継ぎながら、これからも美味しい梨とぶどう作りに励んでまいります。

栽培のこだわり

有機肥料を用いた「土づくり」によって、美味しい梨とぶどうの栽培に努めています。農業は日々進歩しており、その変化に対応できるよう、講習会などを通じて新しい栽培技術の習得に励んでいます。ジョイントV字仕立てなどの新しい栽培技術を導入し、機械化による作業の効率化も進めています。また、天敵の利用や剪定枝を細かく粉砕し堆肥などと混ぜてから畑に循環させるなど、環境に配慮した栽培方法も取り入れています。

中村園こだわりの
浜なし、浜ぶどう

浜なしとは、梨の品種名ではなく、横浜農協果樹部より認定される、横浜市内で生産された梨のブランド名です。完熟まで丁寧に育てた果物は、果汁たっぷりでみずみずしさが自慢です。当園では、主に梨「幸水」「豊水」、ぶどう「藤稔」「シャインマスカット」を中心に、「浜なし」「浜ぶどう」合わせて約20品種を栽培しています。品種ごとに、さっぱりとした味わいや、強い甘み、シャキッとした食感など、それぞれに個性があります。さまざまな梨やぶどうを食べ比べながら、それぞれの味の違いを楽しんでいただければ幸いです。

他にもたくさんの魅力があります